物語

勝ち続けたはずの僕の心は、いつの間にか限界を迎えていました。2023年の総括、そして2024年に下した軍団解散の決断──パチカス人生の終わりを静かに綴ります。

責任感だけで立っていた12月。判断は冴えているのに、心だけがどんどん壊れていく──その静かな前兆を描いた回です。

2023年9月、僕は初めて“休止”という選択をしました。数字はプラスでも心は限界。遠隔で支えるだけの日々、そしてメンバーの声に押されて迎えた12月の復帰。静かに崩れていく軍団長の記録です。

達成の喜びよりも、静かな違和感が心に沈んでいく。成功しているのに満たされない──2023年後半、僕の心は静かに濁り始めていました。

年間1000万を越えた日。嬉しいはずなのに、胸に広がったのは静かな虚無でした。誰にも気づかれない達成が、心を静かに削り始めていました。

勝てるようになったのに心が動かなくなっていった──。依存が消えた代わりに“楽しむ感情”まで消えてしまった2022年。軍団長として最盛期だった僕の中で起こっていた、静かな崩壊の始まり。

2022年、軍団稼働は最も安定していたのに、僕の心は少しずつパチスロから離れていきました。勝つことが当たり前になり、楽しさより義務感が勝ち始めた──第三章の最終回です。

合同イベント時代は軍団が最も強かった時代。情報共有で一瞬で対象を割り、効率良く期待値を積める一方で、強豪軍団との差や“勝っているのに心が満たされない感覚”が静かに芽生え始めていました。

専業同士のノリ打ちに挑戦した僕は、立ち回りの相性と判断軸の重要性を痛感します。強い軍団との差を知るきっかけとなった出来事でした。

公約系イベントでの根拠作りと、ジャグラーの難しさ。上手い専業ほど“挙動より根拠”を信じる理由を、実際の立ち回りから紹介します。