【第二章:覚醒〜兼業への進化】(第六話)兼業1年目の収支公開と“今の時代”に勝ち続けるための考え方

物語

2019年の年明けと同時に始めた兼業生活。
この年は運や環境にも恵まれ、僕自身の立ち回りもようやく形になり始めて、1年目としては十分すぎる収支を上げることができました。

当時のiPhoneを見返していたら、月ごとの収支を残したスクショが出てきたので、そのまま載せておきます。

2019年兼業1年目の収支。
稼働中にMAXBETにメモ → pShare(現pRecord)に稼働終わりに入力という当時の記録習慣が残っています。
ここから“勝つための立ち回り”が形になり始めました。


あの頃は毎月この数字を見るのが楽しみで、稼働後にビールを飲みながら収支表を眺める時間が“ご褒美”でした。

勝っても負けても必ずその日の収支と稼働時間を入力する──そんなルーティンを淡々と続けていました。
この習慣が、僕にとって“パチスロを仕事として扱う”最初の訓練になっていた気がします。

■ 1年目の収支を振り返って思うこと

もし「2019年と同じ立ち回りで、今も同じ額を勝てるか?」と聞かれたら、正直わかりません。
ただ、ひとつ言えるのは──
「同じ期待値は積める自信がある」 ということです。

パチ屋に通っている人なら分かると思いますが、今のスマスロは良くも悪くも“荒い”。
出玉性能だけでなく、挙動の複雑さも2019年とは比べものになりません。

弱AT、強AT、弱区間、強区間、
そしてミミズやモグラと呼ばれる独特のモード挙動──。

2019年のリゼロのように“分かりやすい6号機”とは違い、
今のスマスロは 「見抜けそうで見抜けない」 という闇の深さがあります。
そしてその“闇”の解析は基本的に出ない。


これがこの業界のいつものやり方です。

■ それでも、今の時代にはチャンスがある

ただ、5号機と6号機の入れ替えの頃と同じで、
スマスロが主流になった現在は設定状況がかなり甘い時期でもあります。
        •       判別が簡単ではない
        •       高設定でも余裕で凹む
        •       だからこそ後ヅモがしやすい

この3点は、専業にとって大きな武器になります。

問題は、
「ツモってもマイナス期待値を打たされる可能性がある」
ということ。

そしてもう一つ、
1日単位では確率がほとんど収束しないほど荒い 点です。

これは、ピンで戦う人にとってはかなり厳しい条件です。
“パチンコのボーダー狙いがピンにはキツい”と言われるのと同じ構造ですね。

■ では、今の時代に勝ち続けるには?

答えはシンプルで、
「期待値を積むだけでは足りない」
ということです。

今の環境は、ただ期待値を追うだけなら誰でもできます。
でも “安定して勝ち続ける” には必ず工夫が必要 です。

逆に言えば、
ライバルと差をつけられる時代でもある ということ。

昔のように、情報さえ取れば勝てる…という世界ではありません。
環境が複雑になったぶん、“対策をした人だけが勝ち続けられる時代”です。

もちろん、パチスロそのものが好きで楽しいなら、今ほど面白い環境はありません。
荒いからこそ伸びる日もあるし、読めないからこそ差がつく。

僕自身、この“変化の時代”が嫌いではありません。

ここまで読んでくださってありがとうございます。
次回は 兼業2年目に突入した頃の話 を書いていこうと思います。

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