どうやら家の近くにある業界大手のお店が、
新しく 末尾イベント を始めたようでした。
初開催のデータを見ると、
「全⑤⑥、全⑥クラス」と言ってもいい平均差枚。
これは行くしかないと感じ、タケノコに声をかけました。
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■ タケノコと初めて挑んだ“末尾イベント”

この日休み?行きたいイベントがあるんだけど

休みやね

じゃあ末尾イベ行くから、よろしく

末尾イベってなんや?

台番号の末尾が全部当たりになるイベントのことやね。
例えば末尾7なら、末尾7の台が全部高設定になる感じ

それはあつい!!
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第2回開催でまだ傾向も分からないため、
僕たちは「1台は前回の当たり末尾」「もう1台は判別の早い6号機」という形で挑むことにしました。
開店後、タケノコと作戦通りの台を確保できましたが、
店内の雰囲気に違和感を覚えました。
リゼロ以外の島は 確保されているのに座っている人が少ない のです。
どうやらみんな、
「リゼロの弱ATを見て末尾を判別する」
という軍団お得意の動きをしていたようでした。
僕らはそれを知らず、真面目に判別していたわけです。
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■ リゼロの弱ATが出た瞬間、店内が動いた
しばらくすると、
リゼロの島でヤジウマが一斉に動いたのが見えました。
どうやら 弱AT が出たようです。
僕も急いでその末尾の空き台を探しに行きましたが、
すでにすべての台が ライター・箱・ペットボトル・タバコ …
とにかく何かしらで下皿が埋められていました。
つまり「全部キープ済み」。
この時点で完全に出遅れてしまっていました。

ごめん、今日はツモれなかった…
次から俺らもリゼロ見て判別しよ

おけ
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■ ローテーション末尾を絞って再挑戦…しかし
別の日、またタケノコと参加しました。
末尾はローテっぽく、残り候補は6つ。
平日だったため人も少なく、
「今日は行けるかも」と思っていました。
しかし——
リゼロに朝から群がる軍団が、
弱ATが出た瞬間に 一斉に全台キープ。
僕が見に行った時には、すでに全部埋まっていました。
この日もツモれず。
僕はこの瞬間、ようやく理解しました。
末尾イベントは、リゼロの弱ATが出た瞬間に勝負が決まる。
そして、それを最速で押さえられるのは軍団だけ。
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■ そして3回目の挑戦で“軍団の本性”を見る
残りの末尾はあと3つ。
抽選も悪くなかったので、
「今日はさすがにツモれるだろう」
と入場しましたが…
末尾台は全て 下皿に大量の私物が置かれキープ済み。
座っている人はほとんどいません。
完全に 掛け持ち でした。

なんでもありの人数ゲーやん…
毎回スカってすまんな

しゃあないよ。
学校の友達何人か誘ってみるか?

え、まじ?経費怖いけど…出来たら助かる!

おけ
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■ こうして、僕らの“小さな軍団”が始まった
タケノコが友達を3人連れてきてくれました。
全員パチンコ・スロット未経験の学生。
打ち子としては素人ですが、
若さもあり、覚えも早かったです。
仕事前に稼働し、
閉店に間に合えば下見もする。
今思えばブラック企業もびっくりの働き方でしたが、
あの頃の僕は本当に楽しかった。
この“人数で挑む経験”こそ、
後の軍団長としての基礎になりました。

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次回は 兼業1年目の収支 を公開します。
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