(第十三話)打ち子の集め方と、打ち子をする事をおすすめしない理由

パチスロ

2020年の年末も近づいてきた頃。

養分社長との出会いから、求人を出して人を集めることになった僕。

この業界で最も多い打ち子引き子の集め方と言えば、知り合いづてやTwitterが主流だと思います。

業界最大組織であるエ〇セルジャパンは、打ち子をホームページで会社の求人ぽく記載していますが、ページ下に不動産会社のリンクがあるように上手い事やってるように思えます。

そもそもパチンコ屋で換金する事自体が違法なので、パチプロも打ち子も職業としてクリーンな求人は出せません(正確には、パチンコ店で直接現金に交換すると賭博行為に当たるので違法となります)

色々な事がグレーな業界ですが、最下層であるパチンコ生活者もグレーなやり方で生き延びています。

僕たちは色々と考えた結果、某無料掲示板を使って人を集める事にしました。

やってることはTwitterで募集するのとあまり変わらないのですが、飛ばれないようにと飛ばれた後に回収出来るように色々と工夫をしました。

表向きでやった事は下記の4つです。

・会社の名前を出して募集をかける

・打ち子、引き子のワードは出さない

・打ち子として雇う場合は業務委託といった形で誓約書と契約書を書いてもらう

・領収書を書いてもらう

最終的には3年で50人以上の人達が現場に来てくれたのですが、飛んだのは1人だけでした(後に裁判をして回収しました)

最初の頃は僕も慎重だったため、面接をしたのを覚えています。

引き子の人は現場にきてお金と券の受け渡しのみでしたが、金銭のトラブルは一度も起こりませんでした。

出勤前に小遣い稼ぎに来てるおじさん、色々な副業をしてるおじさん、見るからに貧乏そうなおじさん、旅のついでにお金を稼ぎにきてるおじさん等、様々なおじさんが来てくれました(ほんとは若い人や主婦等も来てくれてましたw)

詳しいやり方などはDMやメールで聞いてください。

ホールで専業かと思った人が打ち子だったなんてことも珍しくありません。

ちなみにエ〇セルやパピ〇ン等の大型グループのエリア長や班長も現場では親のように立ち振るいますが所詮は打ち子です。

雇われ店長と同じで、規模がデカくなればなるほど大元の親は現場には出てこないです。

自分の打ち子も含め、他の専業に雇われてる打ち子を沢山見てきましたが、幸せに生きてる人は少ないように思えました。

なので僕は打ち子をする事は基本的にはおすすめしません。

正確には打ち子だけで生計を立てる事はおすすめしません。

理由は沢山ありますので、また下記に箇条書きでまとめてみます。

・拘束時間が長すぎる(抽選前に集合~閉店近くまで)

・昼飯、トイレ、タバコ等を制限される

・長時間座りっぱなしで液晶とリールを見ながらスマホも見るので体への負担が思ったよりデカい

・親によっては奴隷化されるので人生が辛くなる

・自由にパチ屋に打ちに行きにくくなる(特に期待値稼働はシビアに制限されます)

まさにブラック企業で、社不の社畜の出来上がりです。

これは僕の独断と偏見ですが、元打ち子の専業で上手いなと思う人はいませんでした。

上手い下手の概念や考え方などは別記事で書きたいと思ってます。

仕事が休みの日に副業感覚でやる人や勝ち方を学びたい人等、好きでやる分にはまだいいと思いますが親次第では悲惨な事になるので気を付けた方がいいです。

僕のとこに来てくれた人たちのほとんどは仕事をしてる人でした。

振り返ると、トラブルも少なくお互いがwin-winな関係でやれてたかなと思います。

話は戻って2020年の年末頃、色々な人との出会いがありながら日々の稼働をこなす日々。

メモを見返すと少しぎこちなさが残っていました。

狙い機種が6判が簡単な台ばかりですね。

次回は2年目の収支を振り返りたいと思います。

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