(第十二話)養分社長との出会いで求人を出すことになった話

パチスロ

知り合いの社長と会うことになった僕は、稼働を休んで某ファーストフード店へ向かっていました。

会ってみると、社長は40代の普通のおじさん。

パチスロは打たず、パチンコはたまにするけど全然勝てない、いわゆる養分でした(ここでは養分社長と呼ぶことにします)

話をしていると、仕事をしながら時間が自由に使えるので、勝てるようになって一緒にやりたいとの事でした。

アル
アル

とりあえずは打ち子で来てもらって1から教えていくか…

僕は普段の立ち回り方や、打ち子を使って稼働してる事等を話しました。

一通り話終えると、予想外な提案をしてきました。

養分社長
養分社長

それって人を増やせば増やすほど勝てるって事?

アル
アル

まぁそうですけど ただただ増やせばいいわけではないので難しい所です

養分社長
養分社長

抽選人数増やせば有利になるって事だよね?

うちの会社を使って人集めてみる?

予想もしてなかった提案に少しびっくりする僕。

引き子の相場は2000円前後、打ち子は10000円前後…

人が増えれば増えるほど経費もどんどんあがっていくので、ツモれなかったら赤字を食らう可能性が高まります。

今の人数の稼働で軌道に乗ってた僕は、人が増えて経費が増すのにビビってたのを覚えています。

アル
アル

経費もどんどん掛かりますし 正直さばききれる自信があんまないです…

養分社長
養分社長

じゃあ交通費は俺が出すから引き子1200円、打ち子11000円でとりあえず募集かけてみない?

打ち子は研修期間はもうちょい安めにしてさ

絶対人がいた方がいいって!

あっもちろん俺は打ち子で大丈夫だよw

グイグイ来る養分社長に押されながらも、それだったらいいか…と思った僕は提案を飲むことにしました。

アル
アル

その条件ならやってみようかなと思います

色々とありがとうございます!

養分社長
養分社長

俺も教えてもらうわけだしこちらこそありがとう

これからよろしくね!

こうして少し戸惑いながらも求人を使って人を集める事になった僕。

この先様々な人達と出会い、この時には予想もしてなかった波乱万丈な専業生活を送ることとなります。

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