(第二十三話)パチンコ依存症が気づいたら治っていた話

パチスロ

2022年。

この年から出玉規制が緩和されゲーム性に幅がでました。

有利区間のゲーム数が伸びて2400枚規制も差枚に変わり一撃4000枚近く出す事も可能に。

年末頃にはスマスロも登場。

有利区間が無限になるのとともに有利頭に闇の力が発動する台も出てきて一撃万枚も難しくなくなりました。

こう書くと聞こえはいいですがスペックはあまり変わっていません。

スペックが変わっていないのに出玉性能が上がるということはその分の帳尻合わせがあります。

大きく勝つ事に目が向きがちですが大きく負ける事がそれ以上に大きくなります。

5号機の時と違って低設定だとどうにもならない台や理不尽すぎるモードが搭載されているのもいただけませんが、メーカーの方達も規制の合間を搔い潜って台を作ってるので仕方の無い事です。

それでもパチスロを楽しむうえではいい方向に業界が進んでるなと思いました。

5号機から6号機に移行した頃のように大きく業界が変わろうとしている最中。

僕は逆にモチベーションが落ちていきます。

期待値稼働に専念してから3年以上が経ち、軍団運営にもすっかり慣れていました。

勝つための考え方や立ち回りに疑念を思うことも無くなりこの先永遠に勝ち続ける自信もありました。

収支を更にあげるためには人と稼働時間を増やすだけ。

頭ではわかっていましたが稼働時間は日に日に減り、新規の募集にも力をいれませんでした。

朝はしっかり行くものの打ち子の配置が完了したらすぐに稼働を切り上げ夜までいる日は自分も打たないといけない日のみ。

いつからか打たないといけないのかと思うようになってしまう自分がいました。

あれだけ依存していたパチンコパチスロ…

軍資金と時間が無限にあっても好きな台を目の前にしても打たない事が普通になってしまったんです。

勝てるようになって期待値を知りパチンコパチスロの仕組みを理解してしまったら自然と打ちたい欲は消えてしまいました。

期待値の無い台を打ったら死んでしまうくらいの感覚すら芽生え、安い台やボーダーギリギリの台でさえ自分では触らなくなっていきます。

そして気づいた時にはパチンコパチスロに楽しさすら感じなくなっていました。

フリーズを引いてタコ出ししても設定6で負けていてもそこに感情はありません。

勝とうが負けようが結果はどうでもよく明日以降も最善の立ち回りをするだけ。

遊びじゃなくなってしまったパチンコパチスロにわくわくする気持ちはどこかに行ってしまいました。

パチンコ依存症は勝手に治ってましたがそれと引き換えにパチンコパチスロを楽しむ感情を無くしてしまったようです。

依存症は治りましたが、楽しい気持ちで打つ事が出来なくなったので少しさみしい感じもありました。

一つの趣味が無くなった感覚です。

なので楽しんでパチンコ屋さんに行ってる人を見ると少し羨ましい気持ちもあります。

パチンコ依存症…イメージは悪いしパチカスだの言われますが楽しんで人に迷惑をかけなければ全然ありだと僕は思います。

人生観は人それぞれですが楽しむ事が一番大事だと僕は思ってるので。

僕はもう稼働に戻る事はありません。

稼働を続けるなら勝ち方も発信しませんし経験した事も書けないです。

すぐに特定されますしライバルを増やしてもいい事は無いからです。

逆に稼働する事が無いので好き勝手書けますがw

なので思い出を振り返りながら勝ちたいと思ってる人の手助けをしたいと今は思っています。

このブログに辿り着いてくれた誰かがパチンコパチスロと猫ちゃんで少しでも幸せになれるキッカケを掴んでくれたら嬉しいです。

次回は2022年最後の稼働で万枚を達成しミリオンを達成した話を書こうと思います。

ここまで読んでくれてありがとうございます(‘ω’)

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