（第三十一話）闇落ちした軍団長の末路

パチンコパチスロ業界。

勝てなくて病む人はもちろんですが、専業の中でも病んでる人がよくいたのを覚えています。

この時期の僕もまさに闇落ちしていました。

社不な人生を歩み続けてきた僕に軍団長の立場は精神的に負担が大きかったのかもしれません。

目標としていた年間１０００万を過去最高月収支で８月に達成した僕は稼働に対して気持ちがプッツリと切れてしまっていました。

お金を稼ぐ事だけに焦点を合わせるとするならばこのまま軍団稼働を続けた方がいいのは明白です（社会的に立場は厳しいですし人としてはズレていますがｗ）

パチプロを夢見ていた依存症の養分だった男がパチンコパチスロのみで生計を立てれるようになったのにどうしてこんな気持ちになってしまったのか。

パチンコパチスロと出会った時の事や勝てなかった時の事を考えてみると少年のような気持ちで台に向き合っていたのを思い出します。

ですが、幸か不幸か突然１００万円を手にし期待値という言葉を知って勝つ方法を知ってしまった僕。

稼働する事においてあの演出が見たいとかあのフラグを引きたいとかもう一回当たるまではやる等の感情を捨ててひたすら期待値を積む事に徹していました。

パチンコパチスロを楽しむだけならば打ちたいときに打てばいいですし勝ちたいだけならば期待値を積むのみです。

正直言って人生で考えると正解がどっちなのかは今でも分かりません。

生き方に正解がないのだとすればどっちもある意味正解なのかもしれませんね。

そして９月に入り少しした頃、メンバー全員での稼働を休止する事にしました。

メンバーも僕の精神状態を察してくれたのか、文句を言う人は１人も言わずに２か月程休止したと思います（本当に突然の事で迷惑をかけたと思っています…）

そこからの話は少し割愛しますが、収支表やメモを見返すと１１月の途中から復帰する事になり１２月はまともに稼働をしていたようです（内容のほとんどは覚えていません…）

ですが、稼働に対して完全に気持ちが切れてしまった僕にまた気持ちが入る事は無くただただ苦痛だったのを覚えています。

そして年が明けた頃。

僕は完全に稼働を辞める事を誓い、引き子や打ち子のメンバーにそれを伝えました。

自分勝手な決断でしたが本当にいい人に恵まれていたのでトラブルも少なく終える事が出来ました。

稼働を通して出会った人に今でも感謝しています。

稼働を辞めてからパチンコ関係の情報は完全にシャットアウトしました。

Twitter（現X）のアカウントも消してLINEやメールで登録していたホールも全て削除。

youtubeやプラウザで情報を集めるために見ていたサイトなども全て消したりブロックしたり。

稼働関係の人とも極力会わないようにし、稼働中も稼働外も寝てる時以外はスマホに張り付いて即レスしていましたが常におやすみモードにするようにして稼働で使っていたスマホも手元に置かなくなりました。

パチンコ依存症になってパチンコパチスロで生活するようになりパチンコ屋に行く事が完全に無くなる。

まさかこうなるとは想像もしていなかったです。

きっと稼働に戻る事はありませんのでこの思い出が頭の中から消えてしまう前になにかに残したくてこのブログを始めました。

それと自負ですが、勝ち方に関しては極めたつもりです。

パチンコで生計を立てたい、パチンコを副業にしたい、パチプロ軍団を作りたい。

そういう人がこのブログに辿り着いてくれたならば気軽にメールかDM下さい。

ちなみに副業にするのが色んな意味でも効率も良く手っ取り早くて簡単だと思っています。

社会的立場を守りながら即金性もあり、時間がある時も無い時も稼ぐことが出来て自分以外の誰かに打ってもらえるのならば時間も確保できます。

色々な副業がありますが軍資金があればすぐに出来るので世の中のきれいな副業に比べるとハードルも低いですね。

ここまでパチンコと出会った日から専業を引退するまでの事を振り返ってきましたが次が最終話になります。

次回は専業最後の年の年間収支を晒そうと思います。

少し暗い話になりましたがここまで読んでいただいてありがとうございました(‘ω’)