想像の斜め上の行動をする打ち子さん。
打ち子を雇ったことがある人なら一度は経験したことがあるかもしれませんね。
けっしてバカにしてるわけではないのですが、なんでそうなるの!?ってなる場面は僕の5年間の稼働生活でも沢山ありました。
普段このブログでは勝ち続けるためのマインドを中心に書いていますがたまの休みにこういった話も書いていこうと思います。
今回は数あるエピソードの中から一番ほのぼのしたお話を書いてみます(‘ω’)

エピソード1【ブドウ事件】
第十二話で初登場した養分社長のお話です。
養分社長と出会った話はこちら↓
まだ養分社長と出会ったばかりの頃。
まだ稼働に慣れていない数人を連れて稼働に行った記憶があります。
パチスロ完全未経験だった彼らを慣れさせるためにガチガチの公約イベントでは無く、特定日と言われる旧イベ日のお店での稼働でした。
公約系のイベントは打ち子のスキルが低くてもある程度判別が出来てしまうので教育に力を入れる時間が逆に取れないのです。
このお店は、AT機とジャグラーの設定狙い、パチンコのボーダー狙い、そしてハイエナのライバルも少なかったので立ち回りの幅の広い環境でした。
なにより軍団もいなくて、手の内がバレても大丈夫な優しい知り合いしかいないお店でしたので最初の打ち子の教育には適したお店だったのを覚えています。

お店に到着し知り合いと顔を合わせますが、朝は稼働において一番大事な時間なので込み入った話はなかなかできません。
打ち子を雇っているとやることも考えることも人より多いので余計にそういったコミュニケーションの時間は取れないものです。
狙いのAT機や高単価のリセット台が取れなかったのか、その日養分社長にはジャグラーを打ってもらうことになりました。
カチカチ君を渡し、ザックリと説明をします。

左リールにバーを狙って中、右は適当打ちで大丈夫です
GOGOランプが光ったら1枚掛けで7を揃えてください
それとブドウが揃ったらカチカチ君のボタンを押すようにお願いします
なるべくウェイトを切らさないように頑張ってくださいw

わ、わかった!
目押しも怪しく、単独かチェリー重複なのか、先ぺカの中押しやブドウ抜きが出来るレベルではなかったのでそこは省略し、なるべくわかりやすく伝えたつもりでした。
養分社長の隣に知り合いがいたので軽く挨拶をして自分の台に戻ります。

…少しテンパってたけどジャグラーだし大丈夫だよな
そんなことを思いながら自分のやることをやり打ち子の様子を定期的に見にいきました。
しばらくして養分社長の様子を見に行きます。
すると隣の知り合いと仲良くなったのかボーナスの目押しをしてもらっていました。

アルくんの知り合いぽかったし7がなかなか揃えられないから揃えてもらっちゃったw

アルくんの打ち子さんだよね?
困ってたから揃えちゃったよ!

すみませんありがとうございます!
あわてて知り合いに謝りとお礼をし、カチカチ君と総回転を見てみるとブドウの確率は1/4.5くらいでした。

??
だいぶ上振れてるけどまだ500回転くらいだから想定内ではあるのか…
ジャグラーのブドウに関しては参考にはするけどレベルで考えていたためあまり気にしてはいなかったです。
判別用というよりかは知り合いに聞かれた時用に必ず数えていたのを覚えています。

少し違和感を感じながら他の事に時間を割きます。
ジャグラーの単品狙いはどうしても時間がかかるので練習がてら打ってもらえばいいやと思っていました。
開店して1時間半くらいした頃に様子を見に行きました。
隣の知り合いの視線を感じながらブドウの計算をしてみるとなんと1/3くらいでした。

????
ん、どゆことだ??
戸惑いながらデータ機とにらめっこしていると知り合いから話しかけられました。

ボーナス中のブドウも数えてたよw

まじですかw
ブドウ1/3くらいだったのでびっくりしちゃいましたw
もくもくと打っている養分社長に声をかけます。

ブドウを数えるのは通常時だけですw

あ、そうなのね!
なんかブドウ沢山揃うなーと思ったのよ!
なんでボナ中もカウントするんだって最初は思いましたが、よくよく考えてみると自分の説明が足りてないだけでした。
通常時のみブドウをカウントする。
こう説明していればよかっただけです。
今思い返すとほのぼのしますが当時の現場では多少イライラしたのを覚えていますw

打ち子のせいにしたりミスに対して感情的になっていてはお互いに成長はありません。
親側がどう対処するか、これに尽きます。
親がしっかりと教育していれば全て解決してしまいます。
とはいえこれが本当に難しいのも事実ですが…

最後まで読んでいただきありがとうございました。
またどこかで打ち子さんのおもしろエピソードを書こうと思います。
Xのフォローよろしくお願いします(‘ω’)
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