※ここからの第4話では、時系列を少し巻き戻し、
僕が “初めて期待値という概念を知った頃” の話に戻ります。
軍団を作るより前、兼業として形になる前の、もっと原点の部分。
依存症だった僕が、勝てる世界の存在を知った最初の瞬間を描きます。

── 依存症から“勝つ側”へ踏み出した日**
この章では、ただ夢中で打ち散らかしていただけの僕が、
初めて「パチンコで勝つ」という選択肢を知り、
一歩ずつ“養分”から抜け出していく過程を描きます。
依存症のまま大人になった僕が、
偶然手にした100万円をきっかけに、
人生のレールを大きく変えていく物語の始まりです。
——すべてはここから動き始めました。

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100万円を手にした直後の僕は、もちろん最初は好き放題に打ち散らかしました。
・好きな台だけを打つ
・勝ったら調子に乗る
・負けたら取り返そうと熱くなる
そんな「いつもの養分ムーブ」を繰り返していました。

ですが——
“とある言葉” に出会った瞬間、僕の中の何かが変わりました。
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■ 「期待値」なんて知らなかった
YouTubeで偶然見かけた動画。
スロットで勝っているという人たちが、当たり前のように言っていました。
「期待値を積めば、長期的には必ず勝てる」
当時の僕は、
「なんだこの呪文みたいな言葉…?」
と本気で思っていました。

でも、気になって動画を漁り、ブログを読み、掲示板を覗き…
気づいたら “勝つための仕組み” に興味を持ち始めていたんです。
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■ 依存症の脳に刺さった “勝ち方” の存在
その頃の僕は、負けても負けても打ち続ける依存症。
・「当てたいから打つ」
・「演出が見たいから打つ」
・「やめ時なんて知らない」
これが普通でした。
しかし期待値理論を知った時、
それまでの価値観がひっくり返りました。

「打ちたい台を打つのではなく、勝てる台を打つ」
この考えに出会ったのは、僕の人生の分岐点でした。
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■ 初めての“期待値稼働”は衝撃だった
最初は半信半疑で、真似事のように立ち回りました。
・やめ時を守る
・ハイエナのゲーム数を調べる
・リセ判を覚える
・期待値表をメモして持ち歩く
今思えば笑えるほど雑でしたが、
それでも 確実に収支がプラスへ動き始めた のを覚えています。
「勝てる…?ほんとに、俺でも?」

依存症の僕にとって、
“勝てる世界がある” と知ったことは大きすぎました。
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■ 自分でも驚くほど、生活が変わっていく
期待値を追い始めてからというもの、
僕の行動は明らかに変わりました。
・打てない日が苦痛 → 打たなくても平気
・演出を見たい → 冷静にやめ時を判断
・負けてイライラ →「仕方ない」で済む
まるで別人のようでした。
“勝てる” 可能性が見えた瞬間、
依存症の霧が少しずつ晴れていく感覚があったんです。
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■ この頃の僕はまだ気づいていない
期待値という武器を手に入れた僕は、
やがて兼業として収支を安定させ、
その先には軍団長へと進む未来が待っていました。
でも、この第4話の時点では、まだ何も知らない。
ただ必死に、
「負けない方法」
を追いかけていただけでした。
そして、その小さな一歩が、
後の年間1000万へつながる本当の第一歩だったのです。

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■ 次回予告
次回は、
兼業として収支が安定し始めた頃の話
——会社員とスロットの“二重生活”が始まります。
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